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【先生。イエスにお目にかかりたいのですが(ヨハネ12:21】
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マルコの福音書 4章


1 イエスはまた湖のほとりで教え始められた。おびただしい数の群集がみもとに集まった。それでイエスは湖の上の舟に乗り、そこに腰をおろされ、群集はみな岸べの陸地にいた。

2 イエスはたとえによって多くのことを教えられた。その教えの中でこう言われた。

3 「よく聞きなさい。種を蒔く人が種蒔きに出かけた。

4 蒔いているとき、種が道ばたに落ちた。すると、鳥が来て食べてしまった。

5 また、別の種が土の薄い岩場に落ちた。土が深くなかったので、すぐに芽を出した。

6 しかし日が上ると、焼けて、根がないために枯れてしまった。

7 また、別の種がいばらの中に落ちた。ところが、いばらが伸びて、それをふさいでしまったので、実を結ばなかった。

8 また、別の種が良い地に落ちた。すると芽ばえ、育って、実を結び、三十倍、六十倍、百倍になった。」

9 そしてイエスは言われた。「聞く耳のある者は聞きなさい。」

10 さて、イエスだけになったとき、いつもつき従っている人たちが、十二弟子とともに、これらのたとえのことを尋ねた。

11 そこで、イエスは言われた。「あなたがたには、神の国の奥義が知らされているが、ほかの人たちには、すべてがたとえで言われるのです。

12 それは、『彼らは確かに見るには見るがわからず、聞くには聞くが悟らず、悔い改めて赦されることのないため』です。」

13 そして彼らにこう言われた。「このたとえがわからないのですか。そんなことで、いったいどうしてたとえの理解ができましょう。

14 種蒔く人は、みことばを蒔くのです。

15 みことばが道ばたに蒔かれるとは、こういう人たちのことです—みことばを聞くと、すぐサタンが来て、彼らに蒔かれたみことばを持ち去ってしまうのです。

16 同じように、岩地に蒔かれるとは、こういう人たちのことです—みことばを聞くと、すぐに喜んで受けるが、

17 根を張らないで、ただしばらく続くだけです。それで、みことばのために困難や迫害が起こると、すぐにつまずいてしまいます。

18 もう一つの、いばらの中に種を蒔かれるとは、こういう人たちのことです—みことばを聞いてはいるが、

19 世の心づかいや、富の惑わし、その他いろいろな欲望が入り込んで、みことばをふさぐので、実を結びません。

20 良い地に蒔かれるとは、みことばを聞いて受け入れ、三十倍、六十倍、百倍の実を結ぶ人たちです。」

21 また言われた。「あかりを持って来るのは、枡の下や寝台の下に置くためでしょうか。燭台の上に置くためではありませんか。

22 隠れているのは、必ず現れるためであり、おおい隠されているのは、明らかにされるためです。

23 聞く耳のある者は聞きなさい。」

24 また彼らに言われた。「聞いていることによく注意しなさい。あなたがたは、人に量ってあげるその量りで、自分にも量り与えられ、さらにその上に増し加えられます。

25 持っている人は、さらに与えられ、持たない人は、持っているものまで取り上げられてしまいます。」

26 また言われた。「神の国は、人が地に種を蒔くようなもので、

27 夜は寝て、朝は起き、そうこうしているうちに、種は芽を出して育ちます。そのようにしてか、人は知りません。

28 地は人手によらず実をならせるもので、初めに苗、次に穂、次に穂の中に実が入ります。

29 実が熟すると、人はすぐにかまを入れます。収穫の時が来たからです。」

30 また言われた。「神の国は、どのようなものと言えばよいでしょう。何にたとえたらよいでしょう。

31 それはからし種のようなものです。地に蒔かれるとには、地に蒔かれる種の中で、一番小さいのですが、

32 それが蒔かれると、生長してどんな野菜よりも大きくなり、大きな枝を張り、その陰に空の鳥が巣を作れるほどになります。」

33 イエスは、このように多くのたとえで、彼らの聞く力に応じて、みことばを話された。

34 たとえによらないで話されることはなかった。ただ、ご自分の弟子たちにだけは、すべてのことを解き明かされた。

35 さて、その日のこと、夕方になって、イエスは弟子たちに、「さあ、向こう岸へ渡ろう」と言われた。

36 そこで弟子たちは、群集をあとに残し、舟に乗っておられるままで、イエスをお連れした。他の舟もイエスについて行った。

37 すると、激しい突風が起こり、舟は波をかぶって、水でいっぱいになった。

38 ところがイエスだけは、とものほうで、枕をして眠っておられた。弟子たちはイエスを起こして言った。「先生。私たちがおぼれて死にそうでも、何とも思わないのですか。」

39 イエスは起き上がって、風をしかりつけ、湖に「黙れ、静まれ」と言われた。すると風はやみ、大なぎになった。

40 イエスは彼らに言われた。「どうしてそんなにこわがるのです。信仰がないのは、どうしたことです。」

41 彼らは大きな恐怖に包まれて、互いに言った。「風や湖までが言うことをきくとは、いったいこの方はどういう方なのだろう。」
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